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スタッドレス=安心じゃない!雪道の走り方を徹底解説

スタッドレスでも油断は禁物!雪道の安全運転ポイント

 

みなさんこんにちは。

代表の平下です。

日本海側では記録的大雪と連日ニュースで報じられていますね。

私も以前は職業ドライバーをやっていたので雪道もよく走りました。

しかしSNSなどを見ていると、「スタッドレスにするのが当然」という書き込みはよく見るのですが、肝心の雪道の走り方についての書き込みをほとんど見ません。

いくらスタッドレスと言えど、走り方を間違えれば簡単にスリップしてしまいます。
そこで今回はスタッドレスタイヤと雪道の走り方についてお話します。

 

そもそもスタッドレスタイヤとは?

 

スタッドレスタイヤとはスパイクタイヤの代用品でスタッドはスパイクと同義語です。

材質や溝を工夫する事でスタッドを無くしても雪上走行できるタイヤとしてスタッドレスタイヤと呼ばれています。

スタッドレスタイヤを略してスタッドタイヤと呼んでる人を見た事がありますが、それだとスパイクタイヤという意味になりますね(笑)

昔は金属のスパイクを打ち込んだスパイクタイヤが主流でしたが、春になると雪が解けてアスファルトが露出してもスパイクタイヤのまま走行する車が多く、スパイクによって削られたアスファルトが舞い上がる粉塵公害が雪国を中心に深刻化し、90年代初頭にスパイクタイヤの規制が始まりました。

北海道出身の私はスパイクタイヤは使った事がありませんが両親の世代はスパイクタイヤの世代で、そのグリップ力はとても強力だったとの事です。

 

スパイクタイヤ
スパイクタイヤ

 

最初に大事な事

 

雪道でまず最初に大事なのは、車両に積もった雪を全て落とす事です。
よくルーフに雪を乗せたまま走っている車を見かけますがこれは論外です。

雪を落とさずに走ると減速した際に雪がフロントガラスに滑り落ちて来て視界がゼロになります。
少しの雪ならワイパーで払えますが、大量の雪が滑り落ちた場合は雪の重みでワイパーが動かず視界ゼロのままになります。

止まる直前ならまだしも、ある程度の速度で走っている時に突然視界がゼロになったら…考えるだけで恐ろしいですね。

全高の高い車は大変ですが、積もった雪は必ず払い落とすようにしましょう。

 

 

エンジンブレーキを活用してフットブレーキは最小限

 

雪道で一番気を遣うのが曲がる時と止まる時ですが、止まる時はまずエンジンブレーキを活用してフットブレーキは止まる直前にふんわりと踏むようにします。

舗装路と同じようにフットブレーキを踏むと簡単にタイヤがロックするため止まりませんし、ロックしたまま車体が横滑りする場合もあります。

雪道の減速にはエンジンブレーキが最も有効ですので、安全な速度と車間距離を維持してエンジンブレーキで止まれるように意識する事が大切です。

 

 

ABSがあればいつも通りブレーキを踏んでも良い?

 

結論から言いますとダメです。

ABSについて勘違いしている方が非常に多いのですが、ABSは制動距離を短くするための装置ではなく、フルブレーキでタイヤがロックする状況でも進路変更を行えるようにする装置です。
ABS無しの車両でフルブレーキをするとタイヤがロックしますが、この状態では直進方向にタイヤグリップの100%を使っているため、ハンドルを切っても横方向へのグリップが発生しないので車は直進します。
例えば正面に人や障害物があってブレーキしながら進路変更したい場合、タイヤがロックすると真っ直ぐ突っ込んでしまいます。
そこでABSがロックを検知すると、運転者のブレーキ踏力に関わらずABSユニットがブレーキを断続的に解除します。
ABSがブレーキを解除している時は横方向にもグリップが生まれますのでフルブレーキしながらの進路変更が可能になります。
結果としてフルロック状態よりかは短い制動距離で止まれますが、ABSが作動する直前のフルブレーキよりは制動距離が長くなります。
そのため、ABS付きの車両でもフットブレーキは最小限に留める事が大切です。

 

坂の途中で止まらない

 

圧雪路や凍結路の坂道では途中で止まると再発進が非常に難しくなります。

ずっと上り坂が続く峠道ではどうしようもありませんが、街中のオーバーパスやアンダーパス、ちょっとした坂などは先行車が坂を上り切るまで坂の下で待ちます。
先行車が上り切ったら途中で止まることなく上りきるようにしましょう。
関東ではたまに雪が降ると大体陸橋の途中で登れなくなって道を塞ぐ車が現れます。

 

チェーンは駆動輪に

 

毎年のように話題に上がりますが、チェーンは駆動輪に巻くもので、駆動輪とはアクセルを踏んだ時に回る車輪の事です。
前輪駆動車はアクセルを踏むと前輪が回りますし、後輪駆動車は後輪が回ります。
前輪駆動車の後輪や、後輪駆動車の前輪にチェーンを巻いても全く無意味です。
まずは自分の車がどのタイプなのかを把握する事が大切です。

 

チェーンは使いどころを考えて

 

普段雪が降らない地域で雪が降り始めると雪道に不慣れなドライバーが不安からか積雪前からチェーンを巻いて走っていますが、チェーンはアスファルトが露出している状態ではほぼ無意味なうえ、チェーンはアスファルト上では簡単に切れてしまいます。
ドライバーはチェーンが切れた事に気付かず走り去ってしまうため、チェーンが路上に残された状態になりますので後続車にとっては大迷惑です。

チェーンによるアスファルトの損傷も激しく、雪解け後は路肩に削られた粉塵が溜まってしまいます。

つまり粉塵が原因でスパイクタイヤを規制したのに、チェーンで粉塵が発生していたら本末転倒ですね。
その粉塵をバイクが踏んだら転倒事故の可能性もあります。

チェーンは積雪路や凍結路で効果を発揮するものですので、チェーンの使用時期や使用場所は慎重に考慮するべきですね。

 

スタックした時は

 

前進と後進を繰り返して車に勢いを付けて脱出する方法はみなさんよくやっていますが、タイヤの空気圧を下げると脱出しやすくなります。
エアバルブのキャップを外すと中心に丸い突起があるので、それを細い棒などで押し込むを空気が抜けます。

しかし空気圧が低い状態での走行はタイヤを痛め易いので、早めにガソリンスタンドなどで空気圧を適正値まで充填するようにしましょう。

他にも地面を掘り起こして砂を路面に巻く方法も有効です。
片輪だけが空転する状態ではサイドブレーキを軽くかけた状態でアクセルを踏んで脱出する方法もあります。
他にも毛布を敷く、スノーヘルパーを使う、スコップで車体下を掘るなどの方法もありますが事前の準備が必要です。

砂袋も加えてこれらのアイテムをトランク積んでおくと安心ですし、FR車ならリアのトラクションも稼げて一石二鳥です。

 

さいごに

 

色々書きましたが雪道の走行は経験してみないと分からない事が沢山あります。
しかしいざ初走行でトラブルに遭うと絶望するでしょう。
そのためには事前準備を怠らず、トラブルに遭った際には是非このブログを参考にしてみて下さい。

 

 

 

 

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