カスタム派 vs ノーマル至上主義派
ノーマルが最も優れているというのは本当か?
みなさんこんにちは。
代表の平下です。
ネット上では時折カスタム派とノーマル至上主義派の論争が繰り広げられる事があります。
みなさんはどちらでしょうか?
この仕事をしているぐらいですから私はカスタム派です。
そこで本日はノーマル至上主義派の主張を自動車開発を行っていた立場から検証したいと思います。
ノーマルが一番バランスが取れているから改造は必要無い?
ノーマルが最もバランスが良いというのは概ね正解ですが、だからと言って改造が必要無いというのは誤りです。
その車両をどういう目的で乗っているのかは人それぞれで、街乗りで快適に乗りたい人も居れば峠やサーキットでかっ飛ばしたいなんて人もいます。
サーキットメインなら街乗りでの快適性や積載性などは当然犠牲になりますし、サーキット仕様を街乗りするのは苦行でしょう。
その人の使用目的に合った仕様にする事は当たり前の事ですし、一つのノーマル状態が最も優れているなら同じ車でグレードを分ける必要もありませんね。
やって効果のある改造ならメーカーが既にやっているはず?
これは完全に誤りです。
費用対効果の問題で効果があってもメーカーが行わない事など沢山あります。
例えば外装をフルカーボンにすれば車体は軽くなり走行性能は確実に向上しますが、それをファミリーカーでやって価格が数百万円上がったら買う人はいるでしょうか?
また、工場での生産性の問題もあります。
工場の生産ラインでは一工程で要する時間設定があり、作業は必ず時間内に終わらせなければなりません。
この時間設定はとても細かく作業者の歩数、体を捻る回数、治具やロボットを出し入れする回数など様々な行動を数値化して所要時間を算出しています。
溶接工程ならば工程毎に溶接ロボットの許容溶接点数がありますし、難溶接部材であれば許容溶接点数は少なくなります。
このような制約がある中で何か効果のある部品を追加しようとしても出来ない場合は工程を追加する必要がありますが当然コストがかかります。
この工程追加のコストに見合う効果が無いものであればその部品追加は見送りになります。
メーカーのデザインが最も優れている?
これも完全に誤りです。
人のデザインの好みはそれぞれなので、純正のデザインそのまま全てが気に入る人も居れば
そのデザインは好きだけどもう少しここがこうだったら・・・なんて思う人もいます。
人それぞれ服装や髪形に好みがあるように車の好みも千差万別なので、最も優れたデザインの形など決まっていません。
ある人にとってカッコ悪いなあと思う車やバイクでも、別の人から見ればカッコいいなんて事はよくある事ですよね
改造するなんてメーカーの開発者が泣いている?
もしかしたらそんな開発者もいるかもしれませんが、殆どの開発者はなんとも思っていません。
実を言うと車やバイクが好きでメーカーで開発してる人ってそんなに多くありません。
わたしが開発するようになって最初に驚いたのがその事でした。
ただの仕事と割り切ってやってる人がとても多かったです。
なので開発者の事なんて気にしないで下さい。
そもそも自分の車両を自分の好きなようにしたところで開発者が文句言う筋合いはありませんから。
改造するにあたって大事な事
という訳で好きに改造するべきというのが結論ですが、といっても限度はあります。
改造とは切っても切れない法律との関係がありますのでこの範囲内で楽しむようにしましょう。
改造は自己責任である上に安易な改造は事故に直結しますので、行う前にはしっかりと情報を集めて知識を身に付け、怪我をしないよう適切な工具と保護具を用いて安全にも留意して下さい。
作業で最も大事な事は確認作業である事を忘れずに素敵なカスタムライフをお送り下さい。
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