初期型油冷GSX-R1100の思い出
乗ってわかる油冷のよさ
みなさんこんにちは。
代表の平下です。
もうすっかり冬ですがみなさんバイクに乗っていますか?
私は乗りたい気持ちがありつつも寒さで重い腰があがりません。
タイヤがスパコルなんで冬は厳しいってのは言い訳ですね(笑)
本日は最初の方のブログに書いたGSX-R1100について紹介しようと思います。
スズキが一時代を築いた油冷マシン、GSX-R750に一年遅れてデビューしたのがGSX-R1100でした。
空冷より冷却出来て水冷よりも軽量な油冷エンジンを搭載したマシンで、現在で言う所のハヤブサのポジションです。
ちなみに当時のGSX-R750が今のR1000のポジションになりますね。
この油冷エンジンは鋭いレスポンスながら吹け上がりは非常に荒々しく、乗り手を熱くさせる非常にエキサイティングなものでした。
最高速は確か270キロぐらい出たと思います。
アッパーカウルのデザイン的に空気抵抗が大きいなかでこの数字は立派です。
なぜこのようなアッパーカウルになったかというと、当時のスーパーバイクの規定でアッパーカウルがフロントアクスルより前に出てはいけないというものがあったためです。
余計なものが一切ない、走るためのバイク
このGSX-R1100は走るために必要無いものは一切装備されていません。
メーターはスピードとタコ、あとはインジケーターだけで、時計はおろか燃料計すらありません。(750は燃料計があります)
さらにそのタコメーターは3000回転より下が刻まれていませんので、3000回転以下で走ってるとタコはピクリとも動きません。
レーサーのイメージなので低回転は必要無いって事ですね。男らしいです。
そんなバイクなのでさぞ鋭い走りをするのだろうと思われるでしょうが、ハンドリングはかなりドッシリしています。
タイヤが前後18インチであるためですが、良く言えば安定しているので安心して攻め込めるとも言えますね。
ただしタイヤの選択肢がほぼ無く、私が乗っていた当時は18インチのハイグリップはブリジストンのBT012SSかダンロップのα10しか履けませんでした。
あと小物入れが車載工具だけでいっぱいになるほど小さく、350ccの缶コーヒーすら入れられません。
懐深いオールラウンダー
元々サーキット主体のR750から派生したバイクですが、装備面はさておき走り自体はオールラウンダー的な性格でした。
ハイパワーかつマイルドなハンドリングなので長距離ツーリングも快適で(荷物は全く乗りませんが)、ツーリング先の峠などでは攻め込んでみたりと道を選ばず走れるバイクでしたね。
大きなタンクを上半身で包みこむようなポジションなので、攻め込んだ際にはヒールグリップと同時に肘でタンクをホールドしやすく安定した走りが可能でした。
手元に残したかった一台
私がこのバイクに乗ったきっかけは、スズキの大型で速ければなんでもいいというものでした(笑)
当時のヤフオクに大阪で6年間不動で放置されていた車両を11万で購入し、友人とあーだこーだ言いながら半年かけてレストアしました。
この時に身に付けたレストアのスキルが今に生きてTS200Rのレストアに繋がりました。
最終的にGSX-R1000K4の下取りに出しましたが、余裕があれば残したかった思い出深い一台ですね。
またいつかあの油冷のフィーリングを味わいたいです。
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