格安バックステップの詳細は？

みなさんこんばんは。

代表の平下です。

朝から外で仕事をしていたためブログの更新がすっかり遅くなってしまいました。

本日は最近よく目にするFXCNC製の格安バックステップについてご紹介致します。

大変豊富なラインナップがあるのですが、その中でも最も売れていてかつ思い出深いバックステップがコレです。

GSX-R600 GSX-R750 SV650/S SV1000S RF400R/RV用バックステップ

スズキは車種間で部品の流用が多く、このステップは上記の車種全てに対応しています。

対応車種が多いので売れる数も必然的に多くなっています。

切削は綺麗でアルマイトもしっかり乗っていて、可動部にはキチンとベアリングも圧入されておりスムーズに動かすことが出来ます。

ポジションは10段階で調整可能で調整穴のピッチは約12mmとなっています。

画像左が最大バックと最大アップ位置で右画像が最大ダウン位置です。

かなりの幅で調整できるのがわかりますね。

画像には写っていませんがペダルバーとシフトロッドも付属します。

ただしＲＦシリーズはシフトロッドの長さが足りないので純正ロッドをお使い頂くか、付属のロッドを延長する必要があります。

ちなみにこの画像は当店で撮影したものですが、ヤフオク等で所謂転売ヤーにパクられて使われています。

自分の店のために撮影した画像がパクられるのは正直良い気がしませんね。

あっ、ウチで使ってるメーカーの画像はちゃんとメーカーに使用許可を取っていますよ！

ちなみに思い出深い理由と言うのが、この仕事を始めて最初に売れたのがこのバックステップだったんです。

最初の注文が入った時は心臓がバクバクしてちゃんと届いたかどうか心配でその日の夜は全く眠れませんでした（笑）

初めて仕入れて手にした時の感想は「中国製もここまで出来るようになったのか・・・」と驚き、コスパを考えると国産もウカウカしてられないのではないかと心配になったのを覚えています。

ちゃんと取り付け出来るの？

海外製品のステップは程度の差はありますが基本的に工夫が必要な場合があるとお考え下さい。

ワッシャーやスペーサーを噛ませたりボルトの長さを変更したりと言った内容が多いです。

これに関しては価格が安いのでご理解頂きたいところです。

ですがこのステップに関しては特に問題無く取り付け出来ている方が多いですね。

ただし、ブレーキスイッチのブラケットが汎用品ですのでそこだけが各車種に共通して工夫が必要です。

このステップは当店で４０セット程販売しましたが、皆様無事にお取り付け出来ています。

あと使用しているとボルトが緩むとのお声がございますので、取り付けの際にはボルトにネジロックを塗る事をお勧めします。

基本的な整備やカスタムの経験がある方でしたら取り付けはそこまで難しくないかと思われますが、心配な方はバイクショップ等で取り付け依頼される事をオススメ致します。

FXCNC製のバックステップはカラーバリエーションも豊富でドレスアップとしても大変オススメです。

FXCNC製品のお求めは販売実績豊富な厚木オート部品販売社にご用命下さい！

ちょっと雑談　～RF400の思い出～

このステップが対応しているRF400には並々ならぬ思い入れがあります。

時は2000年3月、原付小僧だった私は4月の誕生日を前に「16歳のうちに普通二輪免許を取る！」と意気込み、工事現場のバイトで貯めたお金で教習所に通っていました。

そしてまだ免許を取る前に地元のバイク屋に既に下見していた中古のZZR400を契約しに行きました。

しかしその日は下見の時には無かった新車のRF400RVがZZRの横に置かれていました。

鮮やかなキャンディレッドと引き締まったブラックのツートン、スポーティなグレーのグラフィック、そして一番の特徴のエラに一目惚れ。

悩む事無く即決で契約してしまいました。

乗りだし70万弱を頭金０の36回ローンで組んだのですが、16歳の買い物にしては中々無謀でした。

無事免許を取って直ぐにこのバイクでバイク便の仕事を始め、1か月後に２ｔと４ｔトラックに突撃する大事故を起こしフロント大破。

それでも意地で直して街乗り、ツーリング、峠、首都高、と様々な場面で活躍してくれました。

妻と初めて会った時もこのバイクに乗っていました。

決して忘れられない私の青春時代の相棒です。

最終的に9万キロ近く乗ってGSX-R1100Hに乗り換えたのですが正直また乗りたいですね。

また乗るならRF900が良いのですが、400と共に廃盤後に海外での需要が高まり国外に流出したためタマ数が少ないのが難点です。

早くあの青春時代を取り戻すために明日も頑張って仕事します！